「滋賀県湖北・木之本宿。街道巡り。」
滋賀県は湖北エリアにある木之本。
中世以来、宿場町として栄えた北国街道に位置する、歴史のある所です。3月の終わり、あられが降るやら一瞬晴れるやらの複雑な天気の中、ちょっと一人歩き。地酒の酒蔵や、造り醤油のお店、モダンに生まれ変わった和菓子屋さんや、テレビでもすっかりお馴染みになったB級グルメパンの本店があるなど、懐かしいことが新しい、という事に気づいた町の人達によって、少しづつ、でも確実に彩りを取り戻しているエリア。
さて、私にとってこの一帯は、なんとも感慨深い思い出の場所。この先の峠を進むと土倉鉱山跡という、東京オリンピック頃まで稼働していた鉱山の跡があって、作品を撮りに数えきれない位行き交いした場所です。この宿場町にやってくるだけで、その頃の数々の思い出が溢れそうに蘇ってくる・・・。そんな思いを抱きながら、周辺を歩いてみました。