井戸端展。

京都は花背峠の向こう。集落あげての素朴なイベント。「別所井戸端展」。

 

京都は鞍馬の山をぬけると、花背という集落があるのをご存知ですか?

白州正子・著「かくれ里」にも記述された、深い山を越えた所にある小さなエリアです。

ここでは毎年、「別所井戸端展」なるイベントが催されて居り、今年で18回目を迎えました。昨今手作り市が巷でも大変人気ですが、こちらのイベントの最大の魅力は、色んな所から集まった方々がテントを張って出店する、というものではなく、あくまでもこの花背に住まう方々が、ご自身のご自宅を開放し、家の軒先や縁側、座敷にてお野菜やお餅、お弁当、クラフト等を売られる、という点!そう、そこで手に取る事ができるものは全て、「made in 花背」なものばかり。まるで遠い故郷に帰郷した時のような、あたたかいもてなしを受ける事が出来るのです。

おじいちゃん、おばあちゃん、旦那さん、お嫁さん、お孫さんと総出の心優しいイベント。なんて素晴らしいコンセプトなんでしょうね!家族の繋がりと、また訪れる方々へのおもてなしを大切にされた、集落あげての催しには、あまりにささやかで基本的かもしれませんが、なにか、大きな可能性を感じてなりません。

ともあれ、また来年。またどうぞ「故郷」の温かさを感じに、こちらを訪れてみませんか?