秋を食す。

 

最近夜がぐんと寒い。

石油ストーブ用の灯油を売りに来る車のアナウンスが広がるようになった、こちら京都の僻地、八瀬。

先日、高知のお土産に柚子と柚子果汁の瓶詰めを頂いた。そして裏の河原の土手に、足下を散々鹿にかじられながらも届かない上の方に枝を広げて小ぶりな実をわんさとつけている柚子の木があって、洗濯物を干すたび、ポケットにもいだのを持って中に入る。つまり、家はちょっとした、柚子パレードである。

重宝な果実。近頃、これらを使ったおかずばかりが登場している。

で、シンプルだけど、いいなと思ったのはローテーション。

白菜の白い部分は繊維に沿って刻み、葉の部分はざく切りにして、塩で揉んで、柚子果汁と刻んだ皮、オリーブオイルであえた白菜のコールスロー。

いわゆるさつまいものレモン煮を、柚子バーションにしたもの。糖分には蜂蜜を加える。

茄子田楽には、肉味噌に柚子果汁を少々。

同じく柚子を使うというのに、主役の存在の控えになるような、そんな感じがいいな。