アナログって、いいな。

引っ越しが終わりました。
その間工事の関係で、約二週間近く、テレビと固定電話とネットの無い生活空間を過ごしました。
と、こんな事をオンライン上で書き込みしてるんだからどうか?というお話ですが、とても快適な時間だったです。予想以上に。
よく「ネットも携帯電話も無い所で休暇を過ごす」なんて感じを映画やドラマの台詞にのせてるのに触れる度、「そんな、心象的に影響あるかな?今や有る無しで」と笑っていましたが、禁煙した事が無いので分からないけれど、タバコをやめたら食事が美味しくなったとか(今以上に?)、そんな感じかもしれません。過去に確かに知っていたけれど、すっかり忘れてしまっていた感覚が蘇る、そんな感じと言うか。
しばらく聴いていなかったアルバムを聴いたり、空間レイアウトを考えたり、照明の感じを上手い具合に配置して、部屋の様子をよくよく眺めたり・・・引っ越し先の夜は以前同様静かな筈が、更に静かで澄み切っていて、そんな心地よさをしみじみ堪能しました。
で、ちょっと口寂しくなって、もう随分長い事放置していた(けれどルックスは気に入ってた)古いソニーの箱形ラジオの電源を入れて・・・
なんと!ラジオって、久しぶりに聴いたけどこんなに良いか?!と。
車で聴くとか、どこかの事務所で聴くとか、そんな感じとは全く違う、10代の頃、深夜ラジオをこっそり毎晩聴いていた、あの感じ丸ごと思い出して、ほわあん、となりました。
さてこのラジオ。電池式では無くて電源コード式なので電気が無いと使えませんが、音はすこぶる良い。そして、何より工事待ちとか、煩わしさゼロなのもとても良い。やっぱり、アナログっていいなあ・・・つくづく思いました。

と、言う訳で、
今や生活空間には以前同様、もう結界は解かれてしまって馴染みのテレビの音も流れ、そしてこうしてネットも繋がってしまって現代に戻ってしまいましたが、そんな二週間のアナログ思考で基盤を整えた空間は、なんとなく良い感じのユルい雰囲気に仕上がりつつあります。
また、お近くにお越しの際はどうぞ遊びに来て下さい。