秋の甘味。

「秋ごもりかなティラミス風」

 

かたや紅葉名所のお寺に、かたや外国人旅行客が日本で一番行きたい名所一位になった神社が、その街道の南北にあるエリアの真ん中。

なんと家に戻るべく道路が、この連休は観光渋滞対応の為に車両通行止めという事を、土曜日の仕事帰りに初めて知った(苦笑)。向こう数分で帰れる道は封鎖で、遠回りの道も通常は10分もかからない筈が、この渋滞でなんと1時間かかるという・・・そう、やっぱりここは、京都なんだな。

そんな訳で、この連休中はたくさん溜まった宿題もあるんだしと、家に籠る事にした。

途中、甘いものでも食べたくなるからと、マスカルポーネもマルサラワインも置いてある筈も無い、(野菜と魚だけは真っ当な)街道沿いの小さな小さなスーパーまで歩いて行き、道を行き交いするたくさんの観光客の様子を見て、ほんと、あの有名な渡り廊下や橋にせよ、清水の舞台にせよ、どれだけ頑丈なんだ、木って凄いなと思いながら、どうか、テーマパークレベルの人の列に辟易して、もう金輪際、京都はやだなと思われませんようにと祈りながら、家に戻った。

ちなみに私個人、秋は、出来るだけ静かな中で過ごすのが好きだ。窓の外の「最後の一葉」じゃないけど、すぐ側の秋に目をやったり、落ち葉を踏むサクサクした音が聴こえる位の感じが好き。

そしてそんな中、邪道と言われる事覚悟の、クリームチーズがベースのティラミス(風)を食べる。ストックしてあったパウンドケーキをエスプレッソとアップルウィスキー&余市でこれでもかと浸し、とろっとろのクリームを重ねる。

小さい秋。お腹の中で壮大。