京阪乗って、沖縄へ。

京都は三条京阪にある檀王法林寺にて開催された「沖縄フェスタ」まで。山門の日陰にピクニックシートをひいて、大事な仲間とオリオンビール片手に沖縄を堪能。

さて。
檀王法林寺を開山した袋中上人は、慶長8年に琉球へ上陸。3年の滞在中は浄土念仏の教化布教に努められました。沖縄の伝統芸能であるエイサーは、精霊送り の際の盆踊りが起源とされ、沖縄では袋中上人をエイサーの祖と考える人が多いのだそう。お寺に併設されている「だん王保育園」では「だん王エイサー隊」が 結成され、今回の沖縄フェスタにて保育園の先生や卒園した元園児らによるエイサー踊りも披露されました。
戦後まもない混乱期。京都の繁華街からすぐのこちらのお寺辺りは、平和な今日では想像も出来ないですが進駐軍の兵士たちや、生きるために彼等にまとわざる をえない人々によって、悲しくもいかがわしい風情で荒れていたのだそうです。そんな世の混乱から未来ある子供達を守るため子供の家が設立され、それが今日 の保育園へと繫がっています。
古くからの友達がこちらの園で先生をしていて、私たちは彼を心から誇りに思っています。

沖縄芸能に出逢う度、なんでだろうか心の中が高揚すると共に泣けてきます。悲しいんじゃけっして無くて、なにか戸惑うような、けれどどうしようもなく魅了されるのです。
あたたかくって、心地よくて。どんどんと突かれてむき身になる感じ。そしてひらひらと両手で空を仰ぐ。
境内にはたくさんの人が集まって、沖縄県人会の人々による催しに踊り、歌い、そしてたくさんのお酒が振る舞われていました。

我が子の晴れ姿に喜ぶ親御さん。沖縄が大好きな人達。遠く故郷を思う人達。友達との再会を喜ぶ人達。。。
こんな街中の、それも大勢の観光客が過ぎ去る京都にあって、色んな人がそれぞれの思いで、騒動も無く、誰もが笑い、皆一体となって幸せな音が響き渡る。
さぞご先祖さまも仏様も神様も、みんな喜んでらっしゃるだろうなと感慨深い気持ちになりました。