鹿児島出張アゲイン!

 

 焼酎の原料、サツマイモの収穫も最盛期。

 「じゃあ畑まで」と言う事で、洒落っ気と茶目っ気いっぱいの農家のお父さんに終始度肝を抜かれながら、移動はなんとトゥクトゥク!!!最高時速60キロで向かう最中、台風の影響でコロコロ変わる雲行きと通り雨に打たれながら、髪の毛はロックスターみたいに逆立ってゴワゴワに。

 走っても走っても芋畑を突っ切る風を受けて、被れと言われて手渡されたベトナムのヘルメットでカメラを必死で守り、まあしかし何が何やら、楽しくて楽しくて笑いが止まらない。

 聞けばお父さん、30代後半まで実家から「父危篤!」と親の嘘連絡で呼び戻されるまで世界各国を石油関係の仕事で渡り歩き、最終メキシコから里帰りして家業である農家を継がされた。トゥクトゥクには無線機を積み、二人乗りの飛行機も乗り、納屋には日本で見た事ないめちゃくちゃカッコいい(そして見上げるほどでっかい。かつ操縦室にカラオケをカスタム)オランダ製のトラクターも所有。与えられた人生。どうせなら楽しむべし!の素晴らしき見本。

 見た目全く普通の農家さんだけど、もう、我々世代のお爺さんじゃあ無い、現代のお爺さん世代ってパッと見で決して判断してはならない(人によりかなり個人差あるけど)、その人が見てきたもの、触れてきたもの、聴いてきたもの次第で、今の若い子には想像だに出来ない位、面白い青春時代を過ごしてきた人が居る。そう。思えばなんせウッドストック世代、フラワーチャイルド世代ですもんね。

 時代が違うもん、なんて根暗な事言ってないで見習わなきゃなあ!って、心から思った。そうだ、嬉しくも悲しくも与えられた人生。どうせなら私もとことん燃焼したい。そして、会った人には少なくとも、ハッピーになってもらいたい。このお父さんみたいに。

 頂いた大量の紫芋は、御指南通り1ヶ月ほど追熟させて、美味しく食べよう。これでしばらくは快活にいられそうだ。また何か足りなくなった時、お父さんに会えたらいいな!