近所に紅葉の名所がある事で、段々通りが観光客でスタックしかけてきましたが、そこを抜けて裏道を駆使すると、車のタイヤに巻き上がる色んな色した落ち葉がスローモーションな映像のようで、ああ、秋だ、秋も終わるなあって、しばし季節の移り変わりを堪能しています。そして今週末から、12月頭までの各週末は、通行規制解除のための黄色い近隣住民カードを車のサイドボードに乗っけるのを忘れない日々が続きます。
そんなこんなで、もっぱら近年の紅葉狩りと言えば仕事の現場で見る、撮る、納品する、のインプットとアウトプットの同期。
朝一番の野山の散策に、この時期に咲く小さな花の名前を教えてくれるのは私よりずっと若い社員さん。彼女にその名前を教えているのは、里山を長年管理している専属樹木医さんです。
冬の只中に春を感じさせてくれる花も良いですが、終わりに向かう中を次に繋げるべく咲く健気な秋の花って、ささやかながらも確かな希望、だなあってつくづく思いました。
日中はまだ、お天気だと気持ち良いですね。この日はお茶席でお菓子を撮影してたら、ずーっと、カマキリが縁側と畳の間からどこへも行こうとせず、我々を観察していました。それから、甘い香りに誘われてか、二匹のニホンミツバチも。昼間はずっと。





















