· 

下呂温泉に見る昭和。

いつかまた、元に戻るのかな温泉街。

山間深くたどり着いた先は、普段も見慣れた(逃れるつもりの)大型コンクリート建物群。

増床に増床を重ねた大型旅館は、露天風呂も風呂場もまた遠い道のり。そしてその道のりも色気無く。

気がつけば、昭和高度成長期のもたらしたもの、名残に触れるという目的に変わる。

確か。湯に癒されに来たはずというのに。

谷口菜穂子写真事務所
Copyright© Nahoko Taniguchi All Rights Reserved.

 


商用、私用に関わらず、サイト上の全ての写真やテキストにおける無断での転用は固くお断りいたします。

Regardless of commercial or private use, we will refuse diversion without permission in all photos and texts on the site.