あついのあと。

 

 梅雨の最中、水分と、時々強い夏の日差しを浴びて爆発的に増えたミント。

 本格的な夏が来る前に切り戻しておく方が良いとのことで、モジャモジャになったペパーミントとレモンミントにハサミを入れた。

 幾ら何でもこんなにモヒートは呑まないなあ。。。と言うことで、麻ひもでくるりと縛って湯船へ。

 ついついシャワーで済ませがちな夏。見た目の爽やかさもさることながら、題して「モヒート風呂」の、湯上りのなんと爽快なこと!

 夜風が肌に当たるたび、すうっとひんやりする。これは恐らくペパーミントの効果。そして肌がしっとりするのはレモンミントの効果。

 

 こんなに気持ちが良いの。知らなかった。。。早くまた育ってくれないかなと都合の良いこと。

 冷蔵庫に大事にとって置き過ぎた、滋賀県東近江の畑酒造さんの酒粕があった。

 板粕では無いからアルコール度数が高い、と言うことだが、何より、フワッフワの触感は、そのまますくって食べてしまいたいほど。板粕以外のペースト状粕は確かに世には多くあれど、これは他のどこにもまず無い質感である。

 この酒粕を生地に使って、パウンド型でケーキにし、160度の低温でじっくり焼いてみた。甘い酒の香りが台所一面に漂う。そしてオーブン熱は、さすがに室温を上げる。。。

 焼き上がりを今一度で冷蔵庫でよく冷やして落ち着かせ、本日のデザートに。あの滑らかで芳香な酒粕をそのまま閉じ込めたケーキに仕上がった。美味しい。。。

 

 

 何かが起こったとき、ちょっと能天気にそれを転換してみて、良い結果が出るのはとても嬉しい。